- 才能:時計仕掛けの精密射撃(クロックロック・ファイア)
狙撃のテクニックに目覚める。同時に生物を狙撃する欲求も芽生える。
また、スナイパーライフル(レミントンM700)が顕在し、武器として使える。
時計仕掛けの精密射撃(クロックロック・ファイア)
時計の秒針と狙撃テクニックをシンクロさせる事が出来る。
秒針が”12”を指すタイミングで狙撃すれば、正確な弾道で弾を撃ち出せる。銃弾を撃ち落とされたりしない限り、100%命中させる事が可能。よって油断している相手や静止している相手なら確実に仕留められる。
また、狙撃銃と同じく、巨大な時計も顕在化させられる。これにより近くに時計がない場合でも才能を行使出来る。
シモ=ヘイヘやカルロス=ハスコックが戦闘もこなせる狙撃だとすれば、ホイットマンはあくまで暗殺向きの狙撃と言える。というか狙撃は本来そういう技術であり、前者2人の戦闘能力がむしろ異常なのかもしれない……。
- 能力名は映画『時計仕掛けのオレンジ』から。”時計仕掛け”とは時計の機構を利用して、あらかじめ決められた時間に作動させる事、または装置を指す。ロンドンでは「何を考えているか分からない変人」という意味もあるが、こちらはおそらく関係ない。
- 実在のホイットマンも時計台に立て籠って狙撃銃を乱射した。M1カービン銃、レミントンM700狙撃ライフル、食料を持ち、テキサス大学オースティン校の時計台に立てこもった。警察が逮捕を試みるも、高さ90メートルからの狙撃に歯が立たず、わずか1時間半で31名の負傷者が出た。事件後、ホイットマンには”時計台の狙撃手”という呼び名が付けられた。