輪廻返り
輪廻の枝で前世の才能を呼び覚ますこと。
輪廻返りをするには、輪廻の枝で自分の首を掻き切らなければならない。
前世の才能を引き出すと、才能を反映した能力が開花する。
また外見も変化し、多くの場合、前世の才能によって人格や欲求までが変わる。
前世が犯罪者で、才能も犯罪者のそれだった場合、殺人衝動や盗癖などの犯罪欲求も湧き上がってしまう。
才能は前世によって決まるので選ぶことは不可能。
輪廻の枝
前世の才能を呼び覚ます道具。
小さいナイフの様な形状。
才能を引き出すには自分の首を掻き切らなければならない。
首を切ると血の代わりに、光り輝く花びらのような物が傷口に現れる。
廻り者
輪廻返りで才能を手に入れた者の通称。
輪廻の枝で一度でも首を切れば前世の才能が引き出されるが、引き出した才能には時間制限がある。
時間が経つと輪廻返りが解け、外見などの変化が元に戻る。
輪廻返りをしてからしばらくは、才能を使うたびに首を切る必要がある。
完全な廻り者
輪廻返りを繰り返し、時間制限の無くなった者。外見の変化が解けず、才能も好きなタイミングで行使できる。
完全な廻り者は敬意を表し、前世の名で呼ばれる。
現世の名前や経歴などは忘れてしまう。