- 所有者:灰都=ルオ=ブフェット
- 前世:宮本武蔵
- 才能:歪二天礼法(いびつにてんれいほう)
剣術の才能。二刀流剣術に目覚める。
腕は人外域のレベルに達しており、
剣道の師範を再起不能にするほど。
剣術に必要な動体視力も身に付く。剣速は目に見えないほど。
日本の刀が具現化し、それを使用する。刀の名前は「首刈り」と「
腹削ぎ」。金属も難なく切断出来る。
- 二刀流というと日本刀を両手に持つイメージがあるが、通常は日本刀1本と小刀1本の組み合わせである(真剣はかなり重く、片手で振るのは現実的ではないから)。宮本武蔵の二刀流剣術「二天一流」も右手に大太刀、左手に小太刀を持つ。ところが灰都が使う刀は両方とも大太刀。作中では『行き過ぎた才は非現実の域に踏み込む』と言われていたが、真剣を片手で軽々と扱うだけでも普通ではない事が伝わるだろう。
持ち主の灰都は(おそらく)金髪だが、才能を使用すると、金色の髪が黒に変化する。
「八色屍(やくさのかばね)」
一瞬の内に8回の斬撃を繰り出す。
この攻撃を受けたフィッシュのシーンをよく見ると、
本当に8箇所斬られている。
8回しか斬れないのか、少なくとも8回は斬れるのか、
どちらかは不明。
「アイヌキ」
相手に「無数の刀を突きつけられている」幻覚を見せ、
動きを封じる技。
アイヌキを使われた相手は徐々に精神を削られる。
精神疲労によって隙が誘い、その瞬間を狙って攻撃する事が目的。
武蔵の剣気に包まれた状態なので、
刀の幻覚を振り払って動くことは出来ない。
またアイヌキを仕掛けた武蔵自信も精神が削られていく。
互いに動けないまま精神力を消耗するので、
自分が優位に立っている時に使うことで真価を発揮するといえる。
アイヌキ(相抜)とは、剣においての一つの境地。実力が拮抗し、
互いの攻撃範囲が重なったとき、
両者とも打ち込めず打ち込まれない状態のこと。
「一刀延鉄」
斬撃範囲を拡大し、間合いを無視して攻撃を与える技。