- 所有者:エルヴィン=シュレーディンガー
- 前世:シュレーディンガー
- 才能:猫は選択者
ありとあらゆる確率を認識出来る。
集中する事で「生存確率○%、勝率○%」といった確率が見えるようになる。
猫は選択者
確率のある選択肢を自由に選択でき、実現する能力。多世界(パラレルワールド)に干渉する能力でもある。思考実験「シュレーディンガーの猫」がモチーフ。
例えばシュレーディンガーが百発百中のガンマンと対峙した場合、その弾は高確率でシュレーディンガーの頭を撃ち抜くだろう。しかし突然の強風や手ぶれ・手汗で狙いが狂い、外す可能性も低確率ながら存在している。そして「命中した世界」のシュレーディンガーは死んだとしても、「弾が外れた世界」ではシュレーディンガーは生きている。
シュレーディンガーはその「弾が外れる」という確率を選択し、確実に「弾が外れる」という結果を引き起こす事が出来る。逆にシュレーディンガーは、例え目を瞑って銃を撃っても「弾が当たった世界」を選択し、実際に命中させる事が可能。
シュレーディンガーが望めば、どんな低確率な事象でも100%確実に起こせる。チート極まりない能力であり、作中最強といっても過言ではない。だから物語序盤で早々に倒されたのかもしれない。
ただし弱点もあり、確率が0%の事象は起こすことが出来ない。シュレーディンガーの能力はあくまで、低確率の世界を選択するというもの。その為、そもそも確率が0%の事柄は引き起こせない。
シュレーディンガー本人の戦闘能力低いので、戦力差が大きすぎる敵には歯が立たない。逃げ道を絶たれた上、説得も聞いてくれないような相手が敵の場合、ほぼ手段が無くなってしまう。