小さい生物への殺害衝動に目覚め、引き裂くことでしか自己顕示欲を満たせなくなる。また、両手に長く鋭い爪が顕在する。この小さい生物には人間も含まれる。本物のシリアルキラーのように、対象が小動物から人間にエスカレートしていくものと思われる。作中では理性が残っており、小動物を殺害する事で欲求を抑えていた。しかしそれも限界になり、人間を殺害する前に自殺を考えていた。
赤い切り裂き魔
両手の爪で触れたものを切断できる。
斬ろうとするのではなく、触れるだけで切断可能。物質の硬度は問わない。爪の長さ以下のものなら何でも引き裂くことが可能。爪の長さはチカチーロの手のひらの4倍ほど。
才能名の由来は史実のアンドレイ=チカチーロのあだ名から。「
赤」とはソ連を始めとした共産主義国家を意味する。
チカチーロが逮捕された当時、「連続殺人犯は資本主義国家でのみ発生する」と真面目に考えられていた。その為、社会主義国家であるソ連でのチカチーロの犯行は衝撃的であった。